U邸「3人兄弟が集う明るいライブラリーのある家」
希望したのは高齢になっても快適に暮らせるシンプルな家
3人のお子様がいるU様夫婦が希望したのは、高齢になっても快適に暮らせるシンプルな住まい。
そのご要望に対して建築家は、3人のお子様の部屋をあえて細かく分けず「ライブラリー」と名付けたオープンなスペースを設けたプランを提案しました。
3人兄弟が集う「ライブラリー」は、中央には本棚、壁際には3人分のデスクとチェアを置き、図書館のように落ち着ける雰囲気に。リビングとは吹抜けでつながっているので家族の気配が常に感じられる空間です。
子どもたちが巣立ったあとは趣味の絵画などを楽しむアトリエとして使うことも考えているそうです。
ここは吹抜けからたっぷりと光が入るので明るく、日中は照明いらず。兄弟間の会話も弾み、互いに刺激しあって勉強にも集中できるようです。
内装にもとことんこだわり実現した理想の空間
全体の内装にもこだわったというU様夫婦は、思い描く家に近い画像を集めてスタイルノートを作るなど、積極的に家づくりに参加しました。
外の緑が映えるリビングは、将来飽きがこないように、木目と白のシンプルな内装をセレクト。
キッチンは落ち着いたグレーを基調としたデザインに。コンロ側の壁面にセレクトしたレンガ調のタイルが程よいアクセントとなり、空間全体を引き締めています。
壁と床を見切る巾木を入り巾木にしてスッキリ見せたり、カーテンレールの位置を高くして圧迫感を軽減するなど、細かなところまでこだわって家づくりに取り組みました。
一からの家づくりは初めてでしたが、工務店さんが自分たちの要望に丁寧に真摯に対応してくれたおかげで結果的に大満足でした。
将来の変化に対応した開放的で豊かな空間
将来の家族構成の変化に柔軟に対応できるように、部屋数はあえて少なくし、オープンかつシンプルな作りに。
リビングは、勾配天井を生かして開放的な吹抜けを設け、吹抜けに隣接した2階のライブラリーも多目的に使えるようにあえてオープンにしています。
リビング階段と吹抜けの手すりに黒のアイアンを採用することで、木目と白のシンプルな空間のアクセントとしています。横から見た時に階段の踏み板を鉄骨から少しはみ出させることでシャープになりすぎず、適度に柔らかい印象になっていますね😄
リビングの南側には大きなウッドデッキを設けています。ウッドデッキが室内と庭をつなぎ、室内から屋外へと空間が連続することで、吹抜けによる垂直方向の広がりに加え、水平方向の広がりをもたらしています。
清潔感のある使い勝手の良い水回り
水回りは、白を基調に清潔感のある空間に。造作の洗面台は複数にでも使えるように幅広に設計しました。隣接する脱衣室とは引戸で仕切られているので入浴中でも気兼ねなく使用できます。
脱衣室は、家族の下着類やパジャマをしまえる収納を設け、風呂上がりの着替えもできるように工夫されています。室内物干しも設けられているので、洗った衣類もその場に干すことができます。さらに、ウォークインクローゼットも隣接して設けられているので、服が乾いたらすぐにしまうことができます。
浴室は仕上げを脱衣室と合わせ、扉をガラス張りとしすることで圧迫感をなくし明るく広々とした印象になっています。
家族構成 | 夫婦+子ども3人 |
構造規模 | 木造・2階建 |
敷地面積 | 246.59㎡(74.59坪) |
1階面積 | 73.70㎡(22.29坪) |
2階面積 | 29.81㎡(9.01坪) |
延床面積 | 103.51㎡(31.31坪) |
UA値 | 0.54W/㎡K |
C値 | 0.35c㎡/㎡ |
建築家 | 白子 秀隆 |
施工 | R+house国分寺/三鷹・リガード |
建築地 | 東京都 |
本写真画像は全国各地の R+houseネットワーク加盟工務店が施工した物件を撮影したものを同ネットワーク全体の広告宣伝のために使用しているものであり、当該物件が特定の工務店等の施工物件であることを保証するものではありません。